浮気が発覚したときにしてはいけないこと

発覚してもすぐに問い詰めてはいけません

まずはしっかりと浮気の証拠を揃えることが重要です。SNSでパートナーの浮気を確信しても、すぐに問い詰めないでください。
パートナーの浮気がわかったら大変なショックを受けるものですし、SNSの場合だと、相手との具体的なやり取り、場合によっては浮気相手の写真なども目の当たりにしてしまうのでショックでとにかく怒りが抑えられないことでしょう。しかし、もうおわかりの通り、そのままの勢いでパートナーを問い詰めてしまうと、警戒され、証拠を隠されたり「しばらく会うのをやめよう」などと相談されたりして、浮気の証拠を掴めなくなってしまう可能性が高くなります。浮気の証拠が発覚した時は、一にも二にも、一息ついて、怒りを堪えて冷静になりましょう。

その次に、浮気相手や夫に慰謝料請求したり、有利な条件で離婚請求する可能性があるのであれば、まずはしっかりと浮気の証拠を揃えることが重要です。SNSで浮気を発見したら、必ずその状態を保存します。画面のスクリーンショットを撮ったりカメラで画面を撮影したりして紙媒体にプリントアウトして、証拠を抑えておきましょう。

名誉毀損罪が成立してしまう危険性があります

SNSなど、ネットを使った悪口投稿はNG

パートナーの浮気。頭ではもちろんわかっているけれど、怒りがわき上がってきてどうしようもない！とてもよくわかります。それは当然でしょう。しかし、怒りに任せて行動すれば、結局は、あなたが損をしてしまいます。
腹立たしい気持ちになるのは避けられないでしょうが、浮気相手の悪口をネット上に投稿することは厳禁です。
SNS、ブログ等ネット上での浮気相手の誹謗中傷は、たとえ相手が実際にパートナーと浮気をしていても、あなた自身に【浮気相手と疑われる相手への「名誉毀損（きそん）罪」が成立する】危険性があります。
その場合、相手が被害届を出して逮捕される危険性があります。また、相手からも慰謝料請求してくる可能性があります。気持ちはよく良くわかりますが、まずは気持ちを冷静にし、誹謗中傷はしないで法的に解決しましょう。